5月15日、大阪でコンクールが行われました。

昨年の夏から、コンクールで受験するために
選曲に悩んでいた位、今年のコンクールは受験するつもりでいました。

ところが、年末から調子が悪く、
全く三線を触ることがないままに春を向かえたので、
こんな状態で無理に受験しても楽しくないと思い、断念しました。

おかげで、たくさんのことを当日に学べました。

今回は、当日だけなので、完全な裏方さんでした。
会場の表側から手伝うのと、裏で手伝うことの違いを体感です。
アナウンスばかりしていると感じられなかったので、良い機会でした。

一番感じたのが、試験中の様子。

表側からだと、雰囲気や状態が見えるのですよね。
裏側だとそれがない。

当たり前のことですが、響いてくる音と声だけ。
なので、皆さんが本当に堂々と唄っていると聴こえました。

ところが、
緊張して声が震えた
手が震えて空振りしてしまった
と言って帰って来られるんですよね。

裏で聴く限りではそんなことは判らないので、
本当に皆さんが堂々と唄っているなと感心したんです。

しかも、情報が耳だけになると、よりいろんなことが見えてきた。
三線と声とのバランスと言いますが、唄と三線のバランスと言いますか。

全ての調和が取れていると、とても聴いていて心地好いんだなって。

あぁ、私も来年、こんな風に堂々と唄ってるなって思われたい!
そんな風に勝手に思いました。

来年に向けて、ゆっくり一年かけて復活していきます。
自分を癒してくれるような曲、癒される唄声を目指して・・・。

年末のお稽古で、練習用の笠をかぶらせていただきました。
思ったよりも重いので、そちらに意識が行ってしまいます。

しかも、笠が大きいので、手の位置や動きが全然違ってくることが判明。
こりゃ、いけません。

しっかりと稽古を積まなきゃ、周りと合わすだけでも大変です。


2016年9月に発表会が予定されていて、それに参加の方向。
みんなで出たいけれど、追いつき、形になるために練習せねば・・・

といいつつ、仲間の方々と一緒に練習がなかなか出来ずにいる私。
体のいろんなところが悲鳴を上げたり、出張でいなかったり。
じっくりお稽古どころではないのが本音。
とうとう、年末に尿管結石になってしまいました。
今は、痛みと闘っています。



何にでもすぐ手を出してしまう私ですが、
ゆっくりと、でもきっちりと基礎を体に叩き込み、付いていこうと思います。

きちんと1曲を踊り切れるように、優雅に舞えるように頑張ります。
今年の課題が出来ました。

琉球民謡伝統協会 関西公演
2015年10月4日(日)14時〜17時
大阪市内 西成区民センターにて行われます。


うりずん娘とジャンボ三線が関西初上陸!

という訳で。

私たちがいつもお世話になっている本部の先生方だけでなく、
今回は、5メートルほどもある大きな三線がやってきます。
沖縄から船に乗って・・・。
解体できないので、そのままの大きさで来るそうな。

そして、そのジャンボ三線を操るプロフェッショナルな子どもたち。
中高生を含む子ども中心のユニットが「うりずん娘」

高速のバチ捌き、早弾きしながら唄いまくるパフォーマンス。

そりゃ、見ごたえ充分。
いえ、見なきゃ損です。

三線を作ったのは、協会の会長。
おもしろいことが好きなんでしょうね。
そして、子どもたちの指導が長けているんでしょうね。

小学生で教師免許持ってる子らが、琉球民謡伝統協会にはわんさかいます。
その中の選りすぐりたちが来るんです。
なかなか見れるもんじゃないですよぉ。

沖縄の言葉に「いちゃりばちょーでー」というのがあります。
「一度会ったら、みな兄弟」てな意味です。

大人も子どももありません。
この協会では、子どもたちから教えてもらうことがいっぱい。
教師から初心者までが同じ舞台で座開きの演奏なんて・・・。
とても緊張するけれど、愉しい時間です。

お時間あったら、是非、遊びに来てくださいね。

私の所属する大阪三線クラブは、
琉球民謡伝統協会の新大阪支部として活動をしています。

毎年5月にコンクール。7月に芸能祭がありますが…。
毎回、台風の影響を心配しています。

今年は、乗る予定だった飛行機は前日に欠航が決まり、
ひやひやしながら1つ前の午前中便に変更。
条件付きでしたが、何とか木曜日に早くも到着。ホッ。

琉球かれんや胡弓のお稽古させてもらいながら仲間を待つものの、
数名は金曜日に来れず、飛行機が引き返したという最悪の状況。
本当に大変ですよね。けど、自然にはどうやっても敵いません。
開催の季節変わらないかしら?(笑)

さて、今年は笛を受けました。

器楽部門の代表として、舞台上で賞状をいただきました。
なんと、うちの新大阪支部の代表から・・・

何だか嬉しいような、照れくさいような。

ほんの少しずつですが上達はしていると思うので、素直に喜ぶことにします。
お稽古にあたり、いつもサポートしてくださる先輩方、ありがとう!

なんとか無事に受かりましたよ。

そんな私が、今回は、受賞者たちの演奏に笛を吹かせてもらいました。
緊張やらなんやらで、前日リハーサルでは3回練習しましたが、
途中で喉までカラカラに乾燥してしまって、音が出ないし…。
本番もどうなるかと心配が募るばかりでした。

本番は、シンセサイザーが入ったりしたので、何とかなったかな?
まぁ、笛の音は少ししか聞こえなかったと思うので。

とはいえ、緊張の中で笛を吹く練習をすると度胸が付きますね。
今後は、もっと息づかいを長く保てるようにして、飾り音を入れたり。
余裕を持って愉しめるような演奏をしていけたらいいな。

昨年秋に始まった踊りのお稽古。
仕事の都合もあり、毎回参加は難しい。

それでも、せっかく踊りクラスが開講するならば、
1曲でもしっかりと踊れるようになりたくて…。
遅れつつも通っている訳であります。

とはいえ、あまりにも遅れが出始め、
お仲間との差がこれ以上出ては先生も困るんでしょうね。
心配をしてくださった先生から別メニューの稽古のお話が。

6月に入り、平日に少し時間があったので、行ってきました。
2日間で2時間半ほど。本当にじっくりとマンツーマン。

今回の課題は、
「四つ竹」をとりあえず、最後まで踊り切ること。
何度も止めては練習し、その都度足さばき、手の動き、目線など、
事細かくご指導いただきました。

おかげさまで、頭の中に随分と流れが出来てきて、
動画を観ながらの復習もやっとできるようになりました。
流れがつかめないと、動画観ても頭に入って来ないもんなんですね。
特訓を受けてからは、毎日音源を流し、頭の中でシュミレーション。

私自身、三線も笛も、胡弓もかれんも。
エアーでイメージ練習が多いので、踊りの上達にも不可欠なのかなと。
自分なりの練習方法を見つけるまでが大変なんですね。はい。

そんなこんなしているうちに、なんと2曲目に突入。
今度は、お扇子を持ち「かぎやで風」の男踊りです。

日舞の稽古で使っていた扇子をしばらくは使っていましたが、
せっかくならと、みなさんと同じ金銀の扇子を購入。
まだ唄持ち部分なので、何とか遅れないようについていきます。


で、扇子の持ち方1つにしても、日舞と琉舞では少し違うようです。
先生も、『日舞は内股ですからね』と言われました。
そう言われたら、足さばき、姿勢や目線なども確かに違う気がします。

日舞は、15年ほど前に動きの基礎を少し学んだだけ。
芝居で必要だったので、その時も特訓したんですよねー
川中幸さんの歌舞伎座でのお芝居の中で、芸者の総踊りがあって。
当時関わっていたレッスンスタジオの方々と5分間だけ出演。
そのための急ごしらえの猛特訓でした。
急とはいっても、1か月公演でしたし、
みんな芝居してたので、あっという間に覚えた記憶があります。
全くの素人たちが、要返しを舞台上でするなんてね。
役者やってて良かったなと思います。
良い経験をさせていただいてたんですね。

集中することって、意外と好きです。
役者として覚える時、人の話を聴いて速記で書きとめる時。
CMを読む時のタイミングなども影響しているでしょうか。

とにかく、いくつになっても学ぶことは多いです。

お稽古場では、先輩方の稽古風景を見学させていただくこともでき、
「あんな風にかっこよく舞台に立ちた〜い!」
なんて、新人のくせに大きな妄想が膨らんでしまいました。

そのためには、たくさんのことをきちんと学び・覚えないとね。
先生からの特訓は、私の意識に意欲という文字を付け加えてくれました。
みなさんに付いていきながらも、自分と向き合って、
教えていただいた型をしっかり表現できるように頑張ります。

これからは、自分で動いてみて、動画を確認して…。
自分なりの踊りノートを作成していく予定。
毎回、出席できる訳ではないので、必須アイテムとなりそうです。
扇子の金銀の色に負けないように、踊りも究めていけたらいいな。

7月12日の沖縄である芸能祭にて、
コンクール受賞者の方々に交じって、
合同曲の1曲を吹かせていただくことになりました。

ここ2年ほど三線クラブのメンバーの笛担当はなかったらしくて。
笛部の先輩ら4人に仲間入りです。

三線と違って、笛は一人1曲担当。
つまり、マイク前には必ず一人な訳です。

ありゃー
また、勉強が増えました。

4の笛も先生に修理していただき、音が良くなったし、
これは、頑張らねばなりませんね。

課題は、7の音を安定させることと、息づかい。

今は、吹き出す息を細く長く出せるように研究です。
とにかく頑張ります。

今年のコンクールは笛を受験。
鳩間節を吹いた訳ですが…。
練習で、先生からずっと言われていたことがありました。
それは、音を5にした方が良いということ。

つまり、C#F#C#の本調子ということですね。

いつも4の高さCFCで練習していたのですが、
先生曰く、5の方がキレイに聞こえるんだとか。
たった半音上がっただけでも、聞こえ具合が違うというのです。

そうはいっても、なかなか練習していた笛を変えるのは勇気が要ります。
私の場合、せっかく先生が言うんだから…と、面白がって練習を始めましたが、
練習をしていくうちに、確かに心地好い音色だなと感じるようになりました。
少しの音の高さの違いが、こんなにも変わるとはね。
今回の大きな収穫です。

先生にさらに話を聞いてみると、
八重山で笛を吹く方々は、最低でも5。普通は6か7が多いそう。
そんな高い音色は、三線クラブでは練習したことすらありません。

一緒に受験した仲間は4だったのですが、
わざわざ先生がおっしゃってくださるので、私だけ5で受験。
同じ鳩間節の音色ですが、違って聞こえたでしょうか?

気持ちよく吹くことができ、なんとか無事に合格となりました。

さぁ、これからは二揚げの曲を勉強していきますよぉ。

笛を学ぶことで、八重山民謡に少しずつ抵抗がなくなってきました。
音の上がり下がりや、うねりの特徴も少しずつ解ってきたからかも。
まだまだですが、今のクラスでは八重山民謡は必須ですので、
ぼちぼちと曲の理解を深めていこうと思っています。


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